12日間戦争、宅建試験終了!!自己採点結果

12日間戦争、宅建試験終了!!自己採点結果

2020年度受験を考えているけど、忙しくて勉強に多くの時間を割けない人たちに向けて報告!

初挑戦で準備期間12日、学習時間約45時間、2冊の書籍だけで独学で宅建士試験をどこまで取れるか検証しました!結果を報告します。

あと、別記事で12日間の勉強の進捗状況がどうだったか、のちほどですが、報告しようと思います。2020年度、宅建士受験のかた。とくに、忙しくて勉強の時間があまり取れないという人たちに何かのヒントになればと思い記録します。

使用した基本書・問題集

TAC出版『2019年度版 わかって合格る宅建士 基本テキスト』&『2019年度版 わかって合格る宅建士 分野別過去問題集』だけです。どこまでいけるか!?


TACがウリにしているのは、独学で勉強できる書籍であること。そして、単純な条文暗記よりも理解やイメージを中心に据えた学習を推しているところ。対して、LECの書籍が推している学習の方針は、大量の知識・非常によく整理された知識を条文のとおりに完全に暗記しましょう、ということ。けっこう違うなーというなかで、わたしはTACの方法を選択してみた。

当日自己採点の結果

結果は、33/50! 合格予想点が36±1

いずれにしても残念ながら不合格点です!くぅーくやしい!!

試験終了直前でひっかけを疑って答えを変更したのが2問。でも、マグレ当たりも2問!ということで、差し引きすると、わたしの実力に対して打倒な結果。

内訳

民法等 12/14

宅建業法 11/20

法令上制限 5/8

そのほか 5/8

TAC出版『わかって合格る宅建士』シリーズの効果

不合格点でしたが、意外に短期間でもけっこうできた印象。

実質的な勉強時間は、いろいろ生活のこともありつつ約45時間くらいの勉強時間もっと時間がとれるならば、『わかって合格る宅建士』シリーズを使えば、この2冊だけでも独学でも十分に合格を狙えると断言してもいいと思われます。

とはいっても、正直な気持ちとしては、もっと時間があるならば、この2冊だけで合格を狙うのはやや不安が大きかったし、実際に使いずらさもあったというのが正直なところ。

この2冊のどこが良くて、どこが不足なのか。来年度受験のみなさまの書籍選びの参考になればという思いをこめて、本試験問題と基本書・問題集を照合しながら、具体的に、報告をしようと思います。

取り急ぎの雑感

宅建業法・法令上制限・その他

本試験問題をやってみて思ったのは、基本書の太字・赤字だけ覚えればいいかというと、決してそうではないことがわかりました。あと、過去問だけ覚えればいいわけではないということ。

太字・赤字以外の細かい記憶が頼りになる箇所があったし、本試験は、過去問と同じ肢で構成されていないということ。とても当たり前かもしれませんが、決して、舐めてかかってはいけない難しい試験でした。

民法等

民法等だけを見て思うのは、司法書士試験の民法問題に比べると、比較的素直な問題で、込み入った検討とか、メジャーとは言えない判例を考える必要はないように思いました。

民法が1000条を超えることを思うと、大変広く思われますが、そんなに難解なことに取り組まなくても、よいと思いました。このあたりは、別の記事で詳しく報告しようと思います。

試験時間が少ないという噂

2時間で50問。全部の肢を点検すると、たしかに足りない。かといって、ピンポイントの正解肢を狙って解答しようとすると、ひっかけ問題にひっかかる可能性がある。したがって、全部の肢を点検する。そうすると、時間が少なくなる、ということかもしれません。

難解な知識、細かな知識を問う肢があった

時間が足りない原因を構成する要因だと思います。中途半端な知識だけで、全部の肢を吟味するのは、あまり有益ではないのかもしれません。相当に詳しい知識がないと、全部の肢を解答の現場で判断するのは、ハイレベルに思います。

時間をじっくりかけてたっぷり調べることに勝るものはないです。ですので、余裕で合格を狙いたいなら、短期合格はギャンブル要素が高く、それほど簡単な試験ではないことが判明。ちゃんとした実力を身につけて余裕合格をねらうなら、当然、多くの時間をかけることは必須だと思います。

とはいっても、大切なのは時間のない仕事の忙しい人がどのくらいの学習時間で合格できるのか?ということ。

難解な知識や細かな知識を問う肢は、絶対に存在する。しかし、その反面、難問肢のある問題には、同時に超定番論点の肢もある。それは、得意な民法を解答して実感できた。

とはいえ、かかる定番論点は、決してTAC出版『わかって合格る』シリーズで強調されているわけではない。なぜかわからないが、司法書士試験対策では、定番と呼ばれる論点が、TAC『わかって合格る宅建』では「難問」扱いされている。正しくは、難問だが、定番だから「重要」など、本番で判断を回避すべき肢かのように表現するのではなく、本番で絶対判断すべき肢として表現すべきではないだろうか?

 

反省と改善の方向性

がんばる皆様を応援したい思いで反省を報告

考えられる受験準備ストラテジー

どうしても短期間で試験に挑まないといけないのだという方は、戦略として、取れる方法は2つに思います。

その1つ目の方法は、TACが推奨するように、豊富な知識よりも、正確無比な要点知識を磨く。ただし、この方法の欠点は、司法書士試験なら通用しても、幅広い知識を少ない肢で聞いてくる宅建士試験においては、ギャンブル性が強くて当日の問題によっては不運にも答えを選べないこともあります。立法趣旨にかんがみて、答えを想像して選ぶという山本浩二先生理論でいかないといけなくなります。思考力に相当な自信を持っていないと、不安が大きいですね。

その2つ目の方法は、問題集のようなポイントを絞りすぎた書籍に頼らず、直前の集中力と記憶力を信じて、要点の強弱をメリハリつけた基本書だけを読みまくる方法です。その狙いは、浅いながらも幅広い知識を素直に真っすぐ聞いてくる本試に対して、うっすらとした記憶で対応できることに着目した方法です。欠点は、アウトプットに至らないほど薄い記憶に終始してしまうと、広範囲で失点することです。この方法が適する人というのは、たぶんですが、学生の受験生時代などに読むことによって集中力を発揮できたという人や、お仕事で集中した文書作業を強いられていて慣れている人などが、適しているのかもしれません。

今回採用した受験準備戦略

いずれの方法を採用するにしても、幅広い細かい知識も求められる宅建士試験に対して、短期間・短時間で挑戦するときに限って言えば、とり得る勉強方法にも限りがあるので、応分のギャンブル性が伴うことは必然です。そんななか、わたしが選んだのは、上記1つ目の「豊富な知識よりも、正確無比な要点知識を磨く」方法です。これは、法学部での学習とか司法書士の学習で身についているクセみたいなものが、わたしのなかに備わってしまっているので、それを活用しようという着想でした。

わたしの不合格体験記

わたしが自分の反省とともに、個人的に感じたのは、問題集に取り組むことは、時間がかかる割に、押さえられるポイントが非常に少ないように思いました。いわゆるコスパが悪い。試験のコツをつかむとか、出題要領を知るくらいの扱いで十分に感じました。

短期準備ならではの集中力で頑張れそうならば、基本書を何度も読んで記憶を確かにしていく方法のほうが、殊、宅建士の試験だけ見ると似合ってるように思いました。この際には、アウトプットが大切になるのは当然のことなので、記憶したことを話せるかどうか、自身で確かめながら、勉強することが必要になります。

しかしながら、注意点!心の中のひとりごとをやめて、速読に傾倒しすぎると、理解にばかり偏重して、ついつい、記憶を流しているときがあります。頭のなかで、しっかり独り言をして噛みしめつつ、記憶を確かめつつ、速読するというような、緩急をつけた方法が望まれるのではないかと思いました。

あくまでも不合格者の雑感です。次に受験されるかたにとって、こんな反省をした人がいる、というヒントになれば幸いです。

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